牛乳販売店400店舗向けのWeb発注システムをクラウド化し、コストダウン
小岩井乳業株式会社
- 業種:
- 食品・飲料
既存システムをmakeshopエンタープライズに切り替えた経緯
当時使っていたWEB発注システムはオンプレミス型だったので、ハードウェア(サーバー)は当社が保有し、OSへのセキュリティパッチも自分で当てる必要があるなど、非常に管理負担が高い状態でした。
この問題を解決するため、2014年にサーバOSがサポート期限切れを迎えることを契機に、システムをクラウド型に切り替えることを決めました。
makeshopエンタープライズを選んだ決め手
makeshopエンタープライズは「カスタマイズの柔軟性」「納期、コスト」「安定稼働」「データ連携」の4点が優れていました。
優位点1. 「カスタマイズの柔軟性」
makeshopエンタープライズはクラウドでありながら、操作画面や詳細設計の部分は柔軟にカスタマイズが可能でした。
操作画面(表面)とデータベース部分(内部)がほぼ分離された仕様だったので、操作画面を柔軟にカスタマイズすることが可能でした。
優位点2. 「納期、コスト」
他社からは「salesforceやAWSなどのクラウド基盤上で、手組みで開発をおこなう」という提案もありました。
この場合「操作画面の同一性」は確実に実現できます。
しかしスクラッチ開発の場合、コスト高になりまた納期が長くなるのが難点でした。
一方、makeshopエンタープライズはクラウドサービスなので早期のサービスインが可能でした。
優位点3. 「安定稼働」
makeshopエンタープライズは2万社の導入実績を持つmakeshopをベースにしています。スクラッチ開発に比べ、安定稼働の担保力が強いといえます。
優位点4. 「データ連携」
makeshopエンタープライズには、AS400汎用機上の販売管理システムとのデータ連携を自動化するQanat2.0のオプションを活用しました。
これを使えばWEB発注システムだけでなく、データ連携基盤の標準ツールとして利用できます。
これは他製品に比べ大きな優位点でした。
活用したカスタマイズ機能「WEB-EDIカート」
WEB-EDIカートは、メーカー・卸売業に特化しECサイトと連動できるWEB-EDIシステムです。
BtoB取引に必要な機能がそろっており、作成したショップから新規法人顧客を獲得もできる「攻め」と「守り」を両立させたカートシステムになっています。