USENの店舗向け通販サイト「USEN CART」が最新クラウドECプラットフォーム「GMOクラウドEC」を採用しリニューアルオープン

株式会社USEN(U-NEXT.HD)

業種:
情報通信(業)
USENの店舗向け通販サイト「USEN CART」が最新クラウドECプラットフォーム「GMOクラウドEC」を採用しリニューアルオープン

BGMサービスのリーディングカンパニーとして60年以上の歴史を誇るUSEN&U-NEXT GROUPの株式会社USENはUSENサービスをご契約のお客様向けに、お客様満足度向上と全国多数の店舗の顧客基盤を活かし、特別価格でご利用可能な店舗向けの通販サイト「USEN CART」(https://cart.usen.com)をリニューアルオープンいたしました。

今回はECサイトのリニューアルオープンをした背景や目的、構築の際に意識したポイントと今後の展望などについて、株式会社USENの中原 綾様と松井 晃大様にお話し頂きました。 

 

「お店の未来を創造する」店舗DXの推進

ーーまずはじめに、皆様のご紹介と、会社概要を頂いても宜しいでしょうか。

中原 綾様(以下、中原様): 株式会社USENのDX事業部、テックタッチ推進課 課長を務めております、中原と申します。

松井 晃大様(以下、松井様):株式会社USENのDX事業部、テックタッチ推進課にてディレクターを務めております、松井と申します。

弊社、株式会社USEN(以下、USEN)はBGMサービスのリーディングカンパニーとして60年以上の歴史を持つ会社であり、「お店の未来を創造する」をミッションに、イノベーションが加速する時代のなかで、店舗と顧客の結びつきをより豊かにするために“人にしかできないこと”に注力する時間をつくる店舗DXを推進しています。

事業と致しましては、お客様の課題に応える【総合ソリューション企業】を目指しており、デジタル技術を活用したエンターテインメント事業の推進、業務効率化ソリューションの提供(店舗 BGM、アプリ、インフラ、POS レジ、業務用ロボット、保証など)を行っています。

 

 

中原様:当事業部ではUSENの店舗DXサービスの企画運営を行なっておりまして、当課はその中でもテクノロジーの力でお客様課題解決支援をするテックタッチ領域のサービスを担当しております。具体的にはUSENサービスのご契約者様専用マイページである「USEN MEMBERS」や店舗向け通販サイト「USEN CART」を担当しております。

 

ーーありがとうございます。続きましてECサイトのご紹介を頂いても宜しいでしょうか。

松井様:当社はUSENサービスをご契約のお客様向けに、お客様満足度向上と全国多数の店舗の顧客基盤を活かし、2016年より「USEN CART」を提供してきました。「USEN CART」では、レジロール、消耗品、お菓子、日用品、メニューや看板など店舗運営に必要な商品を取り揃えております。また、会員制通販サイトとすることで、特別価格での提供を実現しています。

しかし、これまでの運用と商品を拡充を行なっていく中で、目的の商品を見つける為の検索性であったり、お客様目線での利便性といった所で課題も見えてまいりましたので、今回お客様満足度の向上(商品の見やすさ・操作性向上)を目的に、GMOクラウドECのプラットフォームを活用し、フルリニューアルをする運びとなりました。

このフルリニューアルによって、「USEN CART」がさらなる店舗DXを推進する付加価値サービスとなることを目指しております。

店舗の業務を効率化し、”人にしかできないこと”に注力してもらう為に

ーー今回ECサイトをリニューアルされましたが、その中で力を入れているお取り組みやECサイトの方向性などはございますでしょうか。

中原様:まずデザインについてですが、「USEN CART」のユーザーは店舗オーナー様・店長様・アルバイト様といった幅広い年齢層です。中には、あまり通販サイトを普段利用しないような方々も日々の業務のために「USEN CART」は利用するという場合もあります。そういった幅広い層のユーザー様が利用しやすいよう、直感的に使いやすいデザインを心がけました。

そして商品の絞り込み検索方法にもこだわりました。現在の通販サイトではよく見かける、カテゴリーごとの「サイズやカラー」といった商品の詳細絞り込み機能、タグで検索ができる機能はもちろんのこと、USENならではの絞り込み機能として「業種別商品絞り込み機能」を取り入れています。

こちらはレジロール紙もレジのタイプによっての絞り込みや、開業前後でのカテゴリ分け、規模によっての絞り込みなどもありますので、店舗様が必要な商品を探す時に迷わないように、というのを重要視しています。

 

 

松井様:また、今回のリニューアルでは入り口の整備も行なっております。リニューアル前は、「USEN CART」へとご訪問頂いた方がログイン画面で離脱してしまう事が多かったので、分かりやすく簡潔に行えるようUIを見直しました。「USEN MEMBERS」の会員情報と連携をしておりますが、「USEN MEMBERS」のアカウント情報がない場合に作成して頂く導線もスムーズなものとなっています。

中原様:この他にも商品の見つけやすさ、買いやすさの軸だけではなく、FAQの内包やマイページの情報の充実なども注力致しました。自身が1ユーザーとなって利用をする想定をした際、リニューアル前のサイトはどうしても商品や情報といったものを探しづらい、不親切な作りになってしまっていました。店舗DX・業務効率化を推進している立場ですので、利用者の時間を無駄に奪うような事があってはならないと考え、見直す運びとなりました。

 

ーー今回のリニューアルにあたり、GMOクラウドECを選定して頂いた理由について、お聞かせいただけますでしょうか。

松井様:プロジェクトの開始当初に複数社にお声がけをさせて頂き、提案・見積もりを依頼致しました。その際の複数者のやりとりの中で最も迅速な対応をして頂いたのがGMOメイクショップ様だったというのが一つ大きなポイントでございます。特に担当営業の方とは何通ものメールのやり取りをしながら、提案書も繰り返し修正を頂きました。機能面においても、当社の要求機能に対して、実現可能なだけでなく、将来への機能拡張も見据えた上で、今回GMOクラウドECを採用致しました。

中原様:今回対応頂いたPMの方や営業の方は最初の要件定義の段階から構築の事だけではなく、運用や売上をあげていくための仕組み作りといった所まで、親身になって一緒に考えて頂けたのは非常に助かりました。作ってお終いではなく、今後の「USEN CART」の成長まで一緒に伴走頂ける企業であると思えたのも非常に大きなポイントでした。

 

さらなる利便性の向上と挑戦

ーーありがとうございます。今回のサイトリニューアルにあたり注目のポイントはございますでしょうか。

中原様:まず、何よりも利便性の向上ですね。 前述のデザインやUI/UX面の大幅な改善は勿論ですが、商品数も今回のリニューアルから大幅に増やして参ります。今回のリニューアルに際しては、ログインや初回注文でポイントを付与したり、クーポン配布のキャンペーンを行って参りますので、「USEN MEMBERS」会員だけれどもこれまで利用された事が無かった方や、まだ登録されていない方は是非、この機会に一度ログインしてみて頂けると幸いです。

 

ーー機能拡張なども行っていきたいとの事でしたが、今後の展望など頂けますでしょうか。

松井様:はい、機能面では商品を探しやすくするためのレコメンドの強化であったり、リピーターの方がお得で便利にご利用頂けるような機能の追加、チャットボット導入によるヘルプ機能の強化など多数の機能強化を予定しています。

中原様:他にも内部的な話になってしまいますが、各部署との連携をさらに強めていきたいですね。USENでは店舗DXの為のあらゆるソリューションをワンストップで提供しておりますので、その中でも消耗品として補充やメンテナンスが必要なものなどは、「USEN CART」ですぐに注文頂けるようにしていければと思います。

 

 

松井様:商品ラインナップや利便性の面では挑戦的な立ち位置としまして、生鮮食品の販売というものもございます。こちらは一部エリアでのテスト販売から始めますが、最終的な目標としましては各店舗様が日々の仕入れに使って頂けるようなものへと成長させていきたいと考えております。

中原様:さらにはUSEN内の各サービスとの連携を強めていく中で、既存の「USEN MEMBERS」会員だけではなく、例えばこれからお店を開業しようとしている方には開業支援のプラットフォームとの連携でサポートしていく等を行い、新規の顧客というものも取り込んで行けたらと考えております。店舗の方が業務で使うなら「USEN CART」だよね、となってくれるようなECサイトを目指しております。

 

「USEN CART」について

https://cart.usen.com

「USEN CART」は、USENサービスをご契約のお客様向けに、お客様満足度向上と全国多数の店舗の顧客基盤を活かし、特別価格でご利用可能な店舗向けの通販サイトです。

 レジロール、消耗品、お菓子、日用品、メニューや看板など店舗運営に必要な商品を取り揃えております。 

「GMOクラウドEC」について

GMOクラウドECはフルオーダーによる構築へと対応した最新のECプラットフォームです。ヘッドレスコマースの採用により、自由なシステムの構築が可能となっています。その為、パッケージでは対応しきれない要件へもお応えする事が可能です。そしてEC本体のシステムとセキュリティは自動でアップデートされる為、パッケージ・フルスクラッチ構築の課題であるシステムの老朽化・陳腐化といった問題も解決しています。

今回のような会員基盤として活用中の基幹システムとの連携は勿論、複数のサイトやアプリ・システムを連携する必要があるオムニチャネル・OMOの実現や、モール型のECサイトやオークションやサブスクリプションといった、あらゆるECサイトを柔軟に構築する事が可能となっています。

 

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